MMNでの働き方について

多様な案件への主体的な関与

案件への主体的な関与

各案件にはパートナーとアソシエイトでチームを構成して取り組むことが一般的です。パートナー1名とアソシエイト1名から数名という構成が多いですが、案件の内容・規模に応じてパートナーが複数名の場合もありますし、アソシエイトが5名やもっと多い人数が入ることもあります。
アソシエイトには、チームの一員として、主体的に案件に取り組む機会があります。若手アソシエイトが案件の一部にのみ関わる、クライアントとの打ち合わせにも参加しないといったことは基本的にはなく、むしろ、クライアントとの窓口になるなど案件の主要メンバーとして主体的に関わることが求められるため、弁護士としてのスキル・能力を伸ばすのに最適な環境があるといえます。

多様な案件を経験することができる

当事務所には、主に企業法務に関する様々な分野の多様な案件があります。セクション制は採用していませんので、アソシエイトはいろいろなパートナーと多様な案件を幅広く経験することができます。そのような具体的な業務経験を通じて、将来自分の武器となる得意分野を開拓することができます。

パートナーによるマネジメント

アソシエイトは案件ごとの見込み時間を毎週パートナーに提出します。加えて、パートナーはアソシエイトの案件ごとの実際の稼働時間を毎週確認しています。これにより、一部のアソシエイトの業務負荷が重くなっていないか、経験できている案件に偏りがないか等をチェックできる体制となっています。
また、パートナーとの定期的な面談やアソシエイトを対象にしたアンケート等により、各アソシエイトの興味分野や得意分野をパートナー側でも把握し、アソシエイトに対し適切なフィードバックをできる体制としています。

個人事件や弁護士会等の公務への参加

アソシエイトが個人事件を受任することは、一定のルールはありますが、原則として自由です。主体的に案件を処理する力をつけるためにも、個人事件には積極的に取り組んでいってもらいたいと思っています。国選弁護といった刑事弁護やプロボノ活動についても同様です。
また、委員会活動をはじめとする弁護士会の活動や業界団体等の活動についても、興味がある分野があれば積極的に取り組むことができます。

新人研修・教育制度について

新人アソシエイトは、入所後、各分野で経験豊富な弁護士による新人研修を通じて、分野ごとの仕事の基礎を学ぶことができます。加えて、事務所内で定期的に勉強会を開催しており、重要な法令のアップデートや最新の裁判例の研究等を行っています。
また、アソシエイトが外部のセミナーに参加する際には、参加費用を補助しています。

働きやすい環境

執務スペース

入所後のアソシエイトは、原則として年次の異なるアソシエイトと二人部屋または三人部屋で執務をします。独立したスペースがあることにより業務に集中できることに加えて、比較的年次の近いアソシエイトと同部屋になることで、案件に関する悩みや日々のちょっとしたことについても気軽に相談しやすい環境があります。
また、パートナーの部屋を含めて他の部屋のドアも基本的に開いていますので、パートナーや他のアソシエイトに、いつでも相談しやすい環境が整っているといえます。

図書室・オンライン書籍サービス/判例データベース

図書室の蔵書はデータベースで管理されており、オンラインで蔵書検索が可能となっています。蔵書については、案件のニーズを踏まえて、常にアップデートしています。
また、各種オンライン書籍サービスや判例データベースサービスにも加入しているため、図書室に行かずとも、自席や自宅から多くの法律書へのアクセスや、裁判例等のリサーチが可能となっています。

リモートワーク環境

当事務所では多様な働き方に対応するため、リモートワーク環境を整えています。各弁護士にはiPhoneが貸与されるほか、事務所のPCへのリモートアクセスや、Teamsといったグループウェア、上述のオンライン書籍サービス/判例データベース等を通じて、自宅にいても事務所にいるのと同様の執務環境を実現することができます。

子育て支援

アソシエイトのライフスタイルを尊重しつつ、活躍できる環境を提供するため、産前・産後休暇、育児休暇を用意するなど、育児のサポートをしています。

コミュニケーションの活発さ

所内コミュニケーションの活発さや風通しの良さといった点は、当事務所の一つの特徴として挙げられます。
年に一回の事務所旅行や忘年会により交流を深めるとともに、有志のメンバーでゴルフ、フットサル、ランニング、登山といった活動をすることもあります。

留学制度について

当事務所のアソシエイトは原則として全員留学することを推奨しており、事務所として学費・留学準備費用・生活費・NY Barの受験費用の補助といったサポートをしています。留学することにより、海外と日本の法制度の違いを理解することや最先端の議論を学ぶことはもちろん重要ですが、加えて、異なる文化の中で生活し、多様な方と交流することで視野を広げていってもらいたいと思っています。
留学のタイミングは、入所後4年~6年頃が一般的です(中途入所のアソシエイトは修習期に応じて別途検討しています)。留学先については各アソシエイトが自分で選択しますが、アメリカやイギリスのロースクールに行くことが多くなっております。ロースクール卒業後は、海外ローファームで研修する場合もあります。

出向について

クライアントである企業から要望された場合、アソシエイトの希望も踏まえて出向に行く場合もあります。形態としてはフルタイムの場合もあれば、週のうち数日といった場合もあります。
また、官公庁が募集する任期付き公務員に応募することにより、官公庁に出向するアソシエイトもいます。