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採用情報Interview
インタビュー
可能性を狭めず、多様な経験を
仕事もプライベートも大事に
住吉 真理子 MARIKO SUMIYOSHI
2010年3月 東京大学法学部卒業
2012年3月 東京大学法科大学院卒業
2014年1月 当事務所入所(66期)
事務所の大きさは「中規模」であることが希望でした。理由は、「クライアントと近い立場で、主体的に接したい」と思っていたから、また、「いろいろなパートナーと仕事ができ、多面的な考え方やスキルを身につけたい」と思っていたからです。そして、何よりも大きな希望として、「できる限り多くの領域をしっかりと経験したうえで、自分のスペシャリティを見極めたい」という思いがありました。そのため、MMNの「長期的な視点で専門性を育てていく」という考えは、まさに自分の希望どおりでした。加えて、すべてのパートナー、アソシエイト弁護士が、企業法務のみならず一般民事に関しても幅広く手がけ、チーム編成もとても自由で流動的であり、さらに、多様な経験の一つとして海外留学の機会もあるなど、MMNは私の理想に近い形の法律事務所だったのです。
― MMNの留学制度について教えてください。
原則として「全員留学」
私にとっては、弁護士のうち“何人か“ではなく、原則として“全員”が「留学に行く」ことが、とても魅力的でした。もともと留学志向は強かったのですが、実務経験に2年間のブランクが出ること、また結婚や出産などのタイミングを考えると、なかなか飛び出すのには勇気がいるな、とも感じていました。けれど、最初から「全員が留学する」ということであれば、思い切り飛び出せます。どのロースクールが良かったか、どんな学びがあるかといったことも気軽に先輩方に聞けますし、資金面での援助制度もしっかりとあります。少し勇気が欲しかった私にとって、この点はとてもありがたく感じました。
― MMNの働きやすさはどのような点にあると思いますか。
仕事だけでなく、家族・プライベートも大事に
例えば、現状は企業のように産休や育休、時短勤務に関するルールが予めきちんと明文で定められているわけではありません。しかし、規模が小さいからこそ、各人のニーズを丁寧に吸い上げて、オーダーメイドで柔軟に産休や育休を設定して対応する環境となっています。現に、産休・育休後に子育てをしながら仕事を続けられている先輩弁護士の女性もいますし、事務所にいなくてもリモートで作業しやすいような環境の整備も進んでおり、とても心強いです。また、現在、事務所内で産休や育休、時短勤務に関する制度の整備の検討が進められています。中規模ならではの個別のニーズに応じた対応という点に加えて、このような制度が整えば、所属する弁護士にとって、より働きやすい環境になるのではないかと期待しています。
また、ご家族やプライベートを大切にされている先生方が多いこともあり、事務所全体としてこのような働き方に対する理解があると感じています。皆さんしっかり仕事をされながらも、お子さんの運動会や入学式のときにはお休みをとったりされていますし、所内の有志でバーベキューなどのイベントを開催する際には、ご家族を連れて来られる方もいらっしゃったりします。
抽象的な言い方になりますが、事務所全体の雰囲気として、柔軟さというか「やわらかさ」、「しなやかさ」があるように思います。ぜひ、今後もこの「やわらかさ」、「しなやかさ」を維持していければいいなと思いますし、一緒にそうしてくれるような方に集まっていただきたいです。