パートナー

松尾 剛行Takayuki Matsuo

取扱分野

情報法(AI・ロボットを含む)/国際関係・中国関係/コーポレート・会社法・M&A/労働法/行政法・公共政策/紛争・訴訟・仲裁/知的財産権/刑事事件

情報法、国際関係・中国関係を中心に企業法務に関する幅広い範囲の業務を遂行。
慶應義塾大学特任准教授等として教育・研究活動にも従事。著書・論文多数。

経歴

2006年3月 東京大学法学部卒業 (法学士)
2006年4月 - 2007年9月 司法研修所(60期)
2007年9月 弁護士登録(第一東京弁護士会)
2007年9月 桃尾・松尾・難波法律事務所入所(現パートナー)
2013年5月 アメリカ合衆国ハーバード大学ロースクール卒業 (LL.M.)
2014年12月 アメリカ合衆国ニューヨーク州弁護士登録
2020年7月 中華人民共和国北京大学法学院博士課程卒業(法学博士)
2023年1月 慶應義塾大学特任准教授(非常勤)

活動・その他

詳細なプロフィールにつき個人サイト(https://matsuo1984.hatenablog.com/)の記載を参照。
その他の研究成果等につきリサ―チマップ(https://researchmap.jp/tm1984/)の記載を参照。

論文・出版等

《日本語版》

  • ChatGPTの法律
    中央経済、2023年、共著
  • ChatGPTと法律実務
    弘文堂、2023年、単著
  • 人事データ保護法入門
    勁草書房、2023年、共著
  • クラウド情報管理の法律実務
    弘文堂、2023年、第2版、単著
  • プライバシー法
    弘文堂、2023年、共著
  • サイバー捜査と個人情報
    法律文化社、2023年、共著、「中国」パート担当
  • ランサム攻撃に関する個人情報保護法、会社法、及び民法に基づく法的検討 —情報セキュリティと法の議論枠組みを踏まえて—
    情報ネットワーク・ローレビュー (21号 2022年12月)
  • AIとガバナンス─企業統治の高度化・効率化にAIを役立てるという観点からの検討─
    商事法務 (2297号 2022年6月)
  • 中国の個人情報保護法とデータ運用に関する法制度の論点
    情報通信政策研究 (5巻2号 2022年3月)
  • プラットフォーム事業者によるアカウント凍結等に対する私法上の救済について
    情報法制研究 (10号 2021年12月)
  • リーガルテックと弁護士法に関する考察
    情報ネットワーク・ローレビュー (18号 2019年11月)
  • 行政におけるAI・ロボットの利用に関する法的考察
    情報ネットワーク・ローレビュー (17号)
  • 中国のデジタル戦略と法ー中国情報法の現在地とデジタル社会のゆくえ
    弘文堂 (2022年11月15日)
  • キャリアデザインのための企業法務入門
    有斐閣 (2022年9月21日)
  • 補訂版広告法律相談125問
    日本加除出版 (2022年7月)
  • 紛争解決のためのシステム開発法務 AI・アジャイル・パッケージ開発等のトラブル対応
    法律文化社 (2022年3月)
  • データ戦略と法律 攻めのビジネスQ&A
    日経BP(2021年8月)
  • 計測・制御セレクションシリーズ 1 次世代医療 AI –生体信号を介した人とAIの融合
    コロナ社 (2021年6月)
  • ICT・AI時代の個人情報保護
    金融財政事情研究会 きんざい (発売) (2020年10月 (ISBN: 9784322135657))
  • 中国刑法学の新展開
    成文堂 (2020年10月)
  • Q&A 宗教法人をめぐる法律実務
    新日本法規 (2020年)
  • 実務解説行政訴訟
    勁草書房 (2020年)
  • 入門中国法
    弘文堂 (2019年10月)
  • 広告法律相談125問 
    日本加除出版 (2019年8月)
  • 法学入門
    北樹出版 (2019年4月)
  • 最新判例にみるインターネット上の名誉毀損の理論と実務 第2版
    日本評論社 (2019年2月)
  • 都市行政の最先端 法学と政治学からの展望 (都市経営研究叢書 第2巻)  
    日本評論社 (2019年2月)
  • AI・HR テック対応 人事労務情報管理の法律実務
    弘文堂(2018年12月)
  • ロボット法
    勁草書房(2018年1月)
  • 事例式 寺院・墓地トラブル解決の手引
    新日本法規(2017年10月)
  • 最新判例に見るインターネット上のプライバシー・個人情報保護の理論と実務
    勁草書房(2017年7月)
  • 士業のための改正個人情報保護法の法律相談
    学陽書房(2017年6月)
  • プライバシーなんていらない!?
    勁草書房(2017年4月)
  • 裁判例から考えるシステム開発紛争の法律実務
    商事法務(2017年2月)
  • クラウド情報管理の法律実務
    弘文堂(2016年9月)
  • 金融機関における個人情報保護の実務
    経済法令研究会(2016年7月)
  • 最新判例にみるインターネット上の名誉毀損の理論と実務
    勁草書房(2016年2月)
  • 実務に効く 国際ビジネス判例精選 (ジュリスト増刊)
    有斐閣(2015年8月)
  • 金融・商事法判例の分析と展開(別冊金融・商事判例)
    経済法令研究会(2013年5月)
  • Q&A株主総会の実務
    商事法務(2012年3月)
  • 企業不祥事判例にみる役員の責任(別冊金融・商事判例)
    経済法令研究会(2012年3月)
  • Q&A企業の情報管理の実務
    新日本法規(加除式)

《英語版》

  • 中国資本市場への外国投資(Foreign Investments on Chinese Capital Markets)
    Mohr Siebeck(2017年)
  • ロボット工学、オートノミクス及び法(Robotics, Autonomics and the Law)
    Nomos(2017年)
  • 国際詐欺及び資産追跡(International Fraud and Asset Tracing)
    Sweet & Maxwell(2011年9月)

《中国語版》

  • 人工知能が法律に与えた衝撃(人工智慧與法律衝擊)
    元照出版社(2020年9月)
  • 刑事法評論ー刑事法規範の二重性論
    北京大学出版社(2017年)

著作

クラウド情報管理の法律実務 <第2版>

松尾 剛行
出版社
弘文堂
出版年月
2023年09月

企業のクラウド導入・利用で求められる法務知識を、「情報管理」の視点から明快に整理した決定版!
クラウドの特殊性がもたらす新たな法務リスクに対応するために、各種ガイドラインや法令、裁判例等を広範に渉猟・分析。 情報管理のための社内体制構築からクラウドサービス契約締結にあたってのチェックポイント、そして訴訟を念頭に置いた紛争解決の要点まで幅広くカバーし、クラウドをめぐる法務の指針を示す。

第1部 総論
第1章:クラウドとは何か
第2章:クラウドのリスクと情報セキュリティ

第2部 各論[1] 平時対応
第3章:クラウドサービス契約
第4章:クラウドと個人情報等
第5章:クラウドと知的財産権
第6章:クラウドをめぐる様々な規制(業法等)

第3部 各論[2] 有事対応
第7章:クラウドトラブルと危機管理
第8章:クラウドトラブルと紛争解決

著作

AI・HRテック対応 人事・労務情報管理の法律実務

松尾 剛行
出版社
弘文堂
出版年月
2018年12月

情報管理の視点からAI・HRテック時代の人事労務における実務的留意点を詳解人事労務情報管理のフレームワークを形作る個人情報保護法等の情報法をはじめ労働法、プライバシー保護法などの諸法令及び関連ガイドライン等を明快に整理して、人事労務の場面ごとに情報管理上の指針を示す。AI・HRテック時代を見据えた、これからの人事労務に必携の一冊。

第1章 人事労務情報管理の基礎
第2章 AI・HRテックに関する法律問題の基礎
第3章 雇用関係の開始(採用)と情報管理
第4章 人的安全管理措置と営業秘密
第5章 業務における情報技術の利用と人事労務
第6章 狭義の人事(教育・研修、人事考課、人事異動)と情報管理
第7章 労働時間管理と情報管理
第8章 健康管理と情報管理
第9章 有事対応と人事労務情報管理
第10章 退職と情報管理
《事項索引・判例索引》

News

その他

松尾剛行弁護士が学習院大学法学部法学科特別客員教授に就任致しました。なお、弁護士業務は従前どおり継続致します。

セミナー

松尾剛行弁護士が金融財務研究会にて、「EU AI Act(欧州AI法・AI規則)をはじめとするAI規制の潮流と企業実務対応」というテーマの講演を行いました。詳しくは、こちら

セミナー

松尾剛行弁護士がLegalForce Web Seminarにて、「ChatGPTを企業で活用するためのメリットと注意点 利用規約の変更点を解説」というテーマの講演を行いました。詳しくは、こちら

セミナー

松尾剛行弁護士が神戸労働法研究会にて、「Hプロジェクト事件(東京高判令和4年2月16日WESTLAW2022WLJPCA02166007・東京地判令和3年9月7日WESTLAW2021WLJPCA09076001)との比較におけるファーストシンク事件(大阪地判令和5年4月21日判例タイムズ1514号176頁)とアイドルの労働者性」というテーマの講演を行いました。

著作・論文

松尾剛行弁護士が執筆した「AIは脅威か恩恵か? ChatGPT時代の変わりゆく法務・知財部門の未来予想図」と題する論文が、JBPressが運営する「Japan Innovation Review」に掲載されました。詳しくは、こちら